胃下垂の正体

 

「胃下垂」というのはひそかに悩ましい病気です。お医者さんは「胃下垂は病気じゃない」と相手にしてくれません。ネット上でも何が正解か分からない情報が溢れています。

 

しかし、胃下垂は確かに不調を引き起こします。その症状は人によって様々で、自分が胃下垂なのかどうかさえよく分からないと言う人も多いです。

 

いったい胃下垂とはどういう状態なのでしょう。胃下垂の代表的な自覚症状をあげてみます。

 

胃下垂の代表的な自覚症状

 ☆胃下垂の可能性が高いと思われる特徴

 

・食べたら下腹(おへその下あたり)がポッコリと出る

・ガスが溜まっておなかが張る

・下腹が硬い

・下腹全体が重い感じがする

・胃痛、胃もたれがある

・胃弱体質である

・食べても食べても太れない

・ガスが溜まっておなかが張る

・便秘・下痢の症状がある

・上半身が痩せている

・呼吸が浅い

・疲れやすい

       

胃下垂は病気ではないのか

世の中に出回っている情報では、「ストレス」や「体質」や「遺伝」などが原因とされています。病気でもなく、ストレスや体質や遺伝が原因であれば、胃下垂は一生治らない症状ということになります。

 

あるいは「筋力不足」という意見もあります。しかし腹筋をいくらがんばっても胃下垂が改善しないという声は本当によく聞きます。

 

胃下垂は病気ではないのか。胃下垂はなぜ治らないのか。この不調は胃下垂が原因なのか。

 

これまで実に沢山の「胃下垂」と向き合ってきた私たちが言えるのは、胃下垂自体はやはり病気ではありません。しかし「胃下垂は様々な病気を引き起こす原因になる」ということは確かです。ですから胃下垂は解消したほうがよいのです。

 

おなかを20年間に渡って揉んできて、私たちは胃下垂の解消する方法を確立しています

 

ここではまず「胃下垂の原因」を皆さんに理解してもらいたいと思います。わごいちにしかない知識です。

    

胃炎と胃下垂

慢性的な胃もたれや胃痛に悩んでいる人は、炎症性の胃下垂が疑われます。

 

肉類や油物を摂取すると胃に炎症ができます。胃炎ができると胃壁が腫れて弾力が失われ、胃が下垂したまま戻りにくくなります。こうして炎症性の胃下垂となるのです。

 

胃の自己治癒力によって多少の胃炎は修復されますが、継続的に肉(油)食を続けていると炎症が拡大し慢性胃炎になります。胃下垂でかつ慢性胃炎を持つ人は「いつもなんだか胃の調子が悪い......」といった胃弱体質に陥ってしまうのです。

  

肋骨と胃下垂の関係

実は胃下垂の原因には意外な盲点があります。それは肋骨です。肋骨と胃が関係あるといってもイメージが湧きにくいせいか、この事実はお医者さんも含めてほとんど知られていません。

 

例えば肋骨の広い人で胃下垂の人は比較的少ないです。なぜかというと肋骨が適度に広がっていると内部の肺や肝臓や胃などの格納スペースが十分に確保されるからです。

 

逆に肋骨が狭くなっている人は、空間が狭いですから中の臓器を絞り出そうとします。その時に最も影響を受けるのは、肋骨下部にありかつ柔軟性のある胃なのです。

  

ガスが胃下垂をつくることもある

これは個人差がありますが、胃にガスが溜まりやすい人は胃下垂になりやすいものです。胃は食べたものや食事のリズム、あるいや疲れやストレスなどの要因でガスを溜めることがあります。

 

胃にガスが溜まると胃は大きくなりますが、上に書いた通り肋骨のスペースは限られているので、ガスで膨らんだ胃は肋骨内に収まることが出来ず下腹部へと伸びていきます。こうして胃下垂になることがあります。

 

その後ガスがゲップで排出されるか腸に押し出されればまた元の大きさと位置に戻ることはありますが、慢性的に胃にガスが溜まりやすい人は、胃は下がったままになります。そして胃下垂になるのです。

 

癒着が胃下垂を慢性化させる

胃をはじめ、内臓は柔軟に動き回ります。特に胃腸は動き、位置を変えます。おおよそ食後すぐの胃は下方向に膨らみ、3時間くらいすると元の位置と形に戻るものです。

 

しかし一日中下腹がポッコリ膨らんだままの人は、慢性的に胃が下がっている胃下垂と言え、そこに「内臓の癒着」が起こりやすくなります。(内臓の癒着とは、内臓同士がくっつくことを意味します。)

 

こうなると胃が上がろうと思っても、周りの腸がくっついて邪魔をします。癒着がきついと常に胃は下から引っ張られた状態で、伸びたまま硬くなってしまいます。こうなると慢性的な重度の胃下垂となり、他の重大な病気を引き起こす可能性も高くなります。

      

胃を上げて体質を変えよう

胃下垂を引き起こす主な4つの原因を見てきましたが、一つ一つ丁寧に解消していけば胃は必ず上がります。

 

そうすれば胃弱体質を克服して、毎日のご飯も美味しく食べられるようになります。胸が広がり姿勢もよくなります。胃下垂とは関係ないと考えていた辛い症状も改善する可能性が出てきます。

 

結論としては胃下垂は病気ではありませんが、病気を引き越すトリガーになります。(このサイトのほかの症例を呼んでもらうと、胃下垂が原因となる様々な症状があることがわかるでしょう。)

 

自分が胃下垂かもと思う人、どのタイプの胃下垂か知りたい人、そして胃下垂を解消したい人、おなかドックを受診ください。胃下垂を解消する助けとなるハート呼吸法のやり方も指導しています。

 


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