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彩りが場を変える

4月からわごいちの行灯が入れ替わっています。

 

わごいちの南の窓からは、太陽の光が柔らかく差し込む季節になりました。赤畳に反射してより一層暖かく光る自然光に、飾らない清々しさがわごいちの場を清めるようです。

 

 

「まるで神社にいるみたい。」

 

「贅沢に旅館で休んでるみたい。」

 

「ここに来ただけて、半分しんどいのが治った気持ちになります。」

 

 

毎月毎月、もう何度も通うこの部屋で、そうした言葉がつい漏れるお客様の気持ちにも頷けます。

毎日ここで仕事をしている私でさえ、同じ気持ちでいます。

 

 

 

 

 

 

そんなわごいちを彩る行灯。

もう今ではなかなか手に入りにくい上質の仕事を想像させる着物生地で、一つ一つ心を込めて作られたもの。院長先生懇意の方の作品です。

 

もう、かれこれ70台半ば。今までは「まだよう嫁にやらん」と言われてたのが、「嫁にやらんといかんなぁ...」なんて。心の内が揺らめく灯りのようで、一層親しみと愛しさが膨らみます。

 

 

 

 

 

 

ただただ美しい。

 

時代錯誤とも前衛的ともとれる彩りは、わごいちによく似合います。

 

 

わごいちの一つの楽しみにしていただければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

井上紙鳶