路地ものいちご
あまりに可愛くて、買ってしまった。
いちご。
きっと路地ものかな。小粒で形の悪いのも混ざって、大容量。

一人暮らし、この大パック買って一体どうする?
自問自答、
の末、購入。
目が離せなくなったものだから。
いちご保存
いちごでお料理してみる。
日持ちできるものにまず仕込む。
ならばやっぱり、塩麴漬、そして酒粕漬。

いちごの塩麴漬け。
ナイロン袋にいちごと塩麴を入れて混ぜ、冷蔵庫に寝かせる。

いちごの酒粕漬。
酒粕とお酒、お醤油少々を混ぜた床に、いちごを漬けて冷蔵庫に寝かせる。
この二つをどう料理する?
たいたい的いちご料理
想像が楽しい。
発酵したいちごの香りは・・・・・
想像を超えた!
このままでもう十分出来上がり、なのだけど。

まずは味も出来上がりも想像できるサラダに。
◆いちごと春菊の塩麴サラダ◆
<材料>
・いちごの塩麴漬
・春菊(適当にざく切り)
・塩麴漬けの漬け汁
<作り方>
上記材料を混ぜ合わせる。

綺麗、華やか、簡単、美味しい!
もちろんおなかに最高。
さて、次は火を入れてみたい。
酸味が引き立つフルーティー感、を目指す。

◆いちごと筍とこごみのホイル蒸し◆
<材料>
・いちごの塩麴漬
・筍水煮
・こごみ
・酒(少量)
・醤油(ごく少量)
・塩麴漬の漬け汁
・すりごま
<作り方>
上記材料をホイルで包み、3分加熱する。仕上げにすりごまをパラり。
いちごの形がなくなってしまった、これは想像外れてちょっと残念。
春のほろ苦さをいちごが包む。美味。

ラストはチャレンジレシピで。
◆いちごとホタルイカの酒粕和え◆
<材料>
・いちごの酒粕漬
・ボイルホタルイカ
・漬けた酒粕床
・日本酒
・粒マスタード
<作り方>
漬けた酒粕床を日本酒で練り、粒マスタードを混ぜ込む。いちごとホタルイカを混ぜ合わせる。
想像が及ばなかった。
結果から言うと、ホタルイカとは合わない。粒マスタードもこの調理法では合わない。
互いの主張が喧嘩し合ってしまった。
ごめんなさい。
想像する

想像したものが想像を超えていくのは面白い。
良いも悪いも面白い。
想像して創造する。小さな世界の膨らむ遊び。
それもこれも誰かと一緒、だからかもしれない。

お酒は毎月新潟から通ってこられるTさんから頂いた『越後桜』。
ご本人はお酒を飲まれないから、いつも「何を選んだらいいか分からなくて」と言われる。
その風景を想像するのが、またお酒を美味しくしてくれる。
ありがとうございました。
桜酒といちごで春満喫です。
井上紙鳶
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