行き場のない悩み
先月よりおなかドックコースがはじまり、ご来院が続いています。本来は「自分の本当のおなかの状態を知る」という目的のコースですが、検査を受けたその場で通院を望まれる方が続きます。やはりわごいちのハラ揉みを必要とされる方が多いのだなと改めて実感します。
情報も病院も整体院も、その他の治療院や民間療法もこの社会には溢れていますが、そのどこででも本当の原因がわからず、悩んでいる人が沢山いらっしゃいます。
医療は進歩していると言いますが、おなかを触診してくれるお医者さんは減りました。やっぱり人間は、おなかを離れたらだめなのではないでしょうか。
通ううちに意識が変わっていく
わごいちは会員制をとっています。そうした整体院や治療院は一般には稀なようです。わごいちにとっての普通は、社会的には普通でないことが多い。
おなかを揉むのだってそう。わごいちほど深くおなかを揉むところは、日本中を探しても、いやきっと世界中を探してもここにしかないと思います。
お付き合いもそう。普通の治療院や整体院なら「辛い時だけ通う」が普通だと思いますが、わごいちの会員さんは症状が良くなっても通われています。
体調が悪い時に通うのは当然。でもそれではすでに遅い。悪くなってから慌てるよりも、常日頃から体の状態を上げておく。ですからわごいち会員の皆さんは主体的に体調管理を行っているように見えます。わごいちをうまく使われていると言ってもいいかも。
はじまりは皆さん、行き場のない悩みを抱えて来た人ばかり。でもわごいちに通う中で、おなかと向き合う中で、だんだんと意識が変わっていかれるようです。そういうわごいちならではのお付き合いが、段々と会員制というあり方になってきました。
おなかドックコースの意義
親しみやすさがウリの「おなかドックコース」を作ったのは、「紹介会員制」という一見敷居が高そうなわごいちへの門を、少しでも開いておきたいという考えからです。誰だって自分のおなかがどうなっているか、知りたいでしょうから。
おなかドックは言ってみれば、わごいちの試食コースのようなものです。わごいちという場、私たちスタッフに触れてもらうこともまた一つの目的です。
「外科」といえばどういう治療かはわかります。「歯科」でも同じです。でも「ハラ揉み」ではわからない。私たちは命の危機にある人達に助けになりたいという願いと共に、おなかのことを少しでも皆さんに関心を持ってもらいたいという願いもあります。その為に「おなかドックコース」を作りました。
おなかドックは毎月10人まで
始まったばかりのおなかドックコース、どうなるかと思っていましたが、思っていた以上に反響があって少しホッとしています。そして来られた方の不安が解消し、満足してもらえていることもまた喜びです。
残念ながら私たちのキャパの問題で月に10名までの受付となりますが、お一人お一人を大事にお迎えしたいと思います。
まだまだ始まったばかり、わごいちの窓と言えるこのコース。大切に育てていきたいと行きたいと思いますので、なにかおなかに気になることがある方は、どうぞお申込み下さい。
また周りの方でおなかの悩みを抱えている方がいらしたら、どうぞ教えて差し上げて下さい。

井上紙鳶
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