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なぜ心療内科に行かなきゃいけないの?

いつのまにか心療内科患者

 

実はわごいちでは、心療内科にもかかっている、という状態で申し込まれる方が結構います。

 

たいてい、「しんどいという事、痛いという事をお医者さんに分かってもらえない」という理由からです。検査してもどこにも異常がなく、原因が特定できない。けれどいつまでも状態が良くならない。

 

原因を精神的なものに求められて、勧められるままに心療内科にかかって薬を飲む。良くなるどころか日が経つごとに薬が増えて、いつのまにか病名が付いた心療内科患者。

 

2重3重の苦しみになって、わごいちに来られるのです。

 

 

 

心療内科に行きたくない

 

仕事が忙しくなって遠方からの通院が難しくなり、わごいちの通院を止められていたKさんから、2年半ぶりで施術希望の連絡がありました。初回は前回までと同じ「豊穣」コースでお受けして、私がハラ揉みに入りました。

 

胃をはじめ内臓が全般に硬く、下垂もきつい。少し切羽詰まった状態でしたので、ご本人と相談で次回は一度「山水」コースで見てもらいましょうという話で帰られました。

 

 

その後、一通のメール。

 

『かかっている病院で、心療内科を勧められました。心療内科には行きたくないので、もし可能であれば次回の予約を早めて取っていただけないでしょうか。』

 

そうした内容のメールでした。

 

 

 

原因見つけてよ

 

Kさんの場合は、幼少の頃からずっとお世話になっている先生からの勧めだったそうですから、苦渋の判断だったのだと思います。実際、心療内科が必要なこともあるはずです。

 

ですが一般に原因をストレスなどの精神的なものに求める傾向があまりに強いように思います。

 

状態が悪い原因を見つけて治してくれるのがお医者さんでしょう?原因が特定できないからって、すぐに心療内科を勧めて、精神病のくくりに入れるだなんて、それが医療に携わる人の仕事でしょうか。

 

 

決して安易ではなく、目の前の患者さんに対する適切な判断なのかもしれない。専門に特化している現代、医療でも専門医が確立されていますから、振り分けるのが適当なのかもしれません。だけれど私たち人間は生きていて、生活をしていて、精神的原因がない人なんているわけがないのです。

 

 

精神面を問う前に、この状態の原因を見つけて欲しい。

 

見つけるのが人の体を預かる仕事の信用ではありませんか。

 

 

 

八丁味噌、オカザえもん
「予約を早めてもらって有難うございます」と地元土産を持参くださいました。ありがとうございます。

私はおかしくない!

 

Kさんからの連絡を受けてシフトを調整し、初回の施術から一週間後にKさんは「山水」を受診。

 

院長先生の見解では、胃の硬さと下垂のきつさに加え、「胃への反応が出やすい」ということでした。話を聞きながら核心を突く話をしていくと、施術中も胃がギュッと硬くなるそうです。

 

核心の話が一回目から出来るのが院長先生ならではわけですが、院長先生のハラ揉みの後に私が丹足に入った際、ご本人もその核心に納得のご様子で笑っておられました。

 

 

「実は私も15年前の話になりますが、それとなく心療内科を勧められたことがあるんです。私の場合は婦人科ででしたけど、原因を聞いたらそういう話は専門の所へ行ってくれと言われて。びっくりしましたね。え?私おかしいの?って。なんかすごい悔しかったのを覚えてます。」

 

「私も心療内科を勧められたとき、すごい悔しかったです。私はおかしくない!って。」

 

 

 

自分のおなかの癖が分かったら

 

核心的な話の度に胃がギュッと硬くなるという事は、精神的なものも大きな要因の一つという事です。

 

「私にはこうした核心的なことがあって、それが胃をさらに硬くさせて傷めているから、なかなか治りにくいんだ。」という事が分かる。そうすれば、できること、気をつけることがまた変わってきます。

 

 

同じ胃の痛みであっても人それぞれで、原因は複合的で対応も変わります。それは、「自分がどういったおなかの癖をしているか」を知るという事です。

 

なぜここまで硬くなるのか、下垂がきついのか。その原因を明らかにする根本原因です。

 

 

 

Kさんは仕事のお休みの関係もあって、3日か後に次の予約を取って帰られました。さあ、ここからですね。容易ではない道、ですが先に進む希望があります。

 

おなかを実際に触ってみないとこうした原因は見えてきません。「自分のおなかの癖を知る」ことで、希望を見出していただければと思います。

 

 

おなかドックコース
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井上紙鳶