耳が聴こえない
実は参尽さんは右耳が聴こえにくいんです。
幼少のころから中耳炎を繰り返されていたとかで、時々耳垂れがあると聞いたことがありました。
ちょっと今日は聴こえにくい日だな~という時は、大抵ティッシュをこよりにして右耳をくりくりされてるから、耳垂れの日だな~という感じ。
院長先生の低い声が聞き取りにくくって、「参尽、病院行ったら?」と勧められる。
「問題ないってかかりつけの先生に言われてるので大丈夫です。」と元気に答えられる。
そんなやり取りを繰り返して早6年くらい?(笑)
だけどどうもやっぱり聴こえにくいみたいだったんです。いや、少しづつ悪化していったのでしょうか。
ミーティング中、聞き返すことが多くなって、
「いや、聴こえてへんで?病院行かなあかんと思うよ。」と何度となく院長先生に言われ、・・・・・
丹足してると皆さんと会話するとき物理的に距離が遠くなるので、ちょっと聴こえにくい自分を自覚する。
まずは病院に行け!
これまでにかかっていた先生とは別の、新しい耳鼻科にいくことにされました。
診断は・・・
右耳の鼓膜が小さく破れている状態、耳垂れが溜まって圧迫していたようです。そりゃ、聴こえない。
「行ってよかったやろ?あんだけ言ったのに全然行けへんねんから。」心配を隠して突き放した言い方の院長先生。
でもそうなんです。診断はちゃんと受けるべき、検査はちゃんとしてもらうべき。
まずは病院に行きましょう。専門の先生に聞いてみて、自分の状態を知る。なんにせよ始まりはそれからですね。
鼻水みたいなもの
参尽さんが頑なに?(笑)病院に行かなかった理由を聞きました。
「ずっとこれまでも季節になったり体調が悪くなったら耳垂れは出るから、私にとって耳垂れは鼻水みたいなもんだったんです。」
「確かに聴こえにくい時はあるけど、そんなに困ったこともなかったしそんなものだと思ってしまってました。自分が聴こえてないんだから、聴こえてないって自覚できるわけないですのにね~。」
あるあるですね。皆さんにも覚えがあるのではないでしょうか。たとえば肩凝りなんて、そういうものでくくりやすいです。自分のことって自分が一番わからないものです、改めての教訓になりました。

井上紙鳶