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家族の重み

動機

Tさんが娘さんの紹介でわごいちに通院してもう3年、通院の動機は左膝の痛みでした。他の病院で変形性膝関節症と診断され、予後もあまり思わしくなく、歩くのが辛い状態でした。

 

ですがTさんの一番の動機は、もう一人の娘さんにわごいちに通院してもらうことだったのではないかと思っています。

 

母娘3人

Tさんがわごいちに連れてきたかったというもう一人の娘さんは、先日このブログでも紹介したNさんです。

 

娘の体調を何より心配し、Nさんが自分からわごいちに通ってみようという気持ちになるために、Tさんはまず自分が通うことにしたのだと思います。

 

実際はTさんにこそわごいちが必要な状態だったのですが、母は自分のことは後回しなんですね。まもなくNさんも通院を始められ、母娘3人の体をわごいちでお預かりすることになりました。

 

Nさんが体調を回復していくほどに、Tさんは半分役目を終えたようなお気持ちがあったのではないかと勝手に想像しています。

 

Nさんの新婚旅行、ニューカレドニアのお土産
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選手交替

Tさんの膝は良くなり、楽しみのジム通いにも復帰できるまでになりました。Nさんと一緒に節制を頑張り、日課のお散歩も頑張っていた・・・のですが、通院して2年が過ぎた頃、節制する生活が少しずつ重荷になっておられるようでした

 

生真面目なTさんはご自身の目標みたいなものが見えなくて、葛藤を繰り返されていたのだろうと想像します。そんなTさんを支えたのは2人の娘さんだったようです。母と娘、選手交替の支え合いです。

 

家族の重み

Nさんが結婚されたとき、院長先生がお祝いの電報を贈ろうと提案されました。あとで聞いたことですが、院長先生にはご家族への感謝の想いがありました。

 

「Nさんのご主人へのご挨拶もだけど、一番はお父さんへのご挨拶やな。大事な奥さんと娘2人の体を預けてもらってるんやから。3人がわごいちにずっと通ってこれたのは、お父さんのお陰やからね。」

 

 

これまでも通院されている皆さんとそのご家族の間に、わごいちのことで確執が生まれることもありました。例えば玄米を強要したり、納得していない家族に早急な節制を求めてしまったり。それもこれも家族の幸せを思ってのことなのですが、家族だからこそ難しい一面もあります。

 

ですからご家族の協力、応援、ご理解があってこそわごいちの通院が叶うのだと院長先生はいつも言います。

 

 

家族を代表して

Tさんはきっと、院長先生のご主人へのお気持ちを静かに受け取っておられたのでしょう。静かに笑って、「本当にお世話になりました。」と、差し出されたお歳暮。

 

地面に擦るくらいの大きな包みを大事に抱えて持ってきてくださいました。受け取った包みはなんだか実際よりも重く感じました。家族を代表してのお礼をいただいたと受け取っています。ありがとうございます。

 

 

越の誉
越の誉

 

 

家族の支えは時に重く、つい忘れがちになるものかもしれません。でも私も含め、誰もがその一員であることを改めて感じます。   

 

会員の皆さんの背後に見えるご家族をいつもどこかで感じながら、目の前の人を見ます。そうしたわごいちでの一つ一つが、ひいてはご家族の健康や幸せに繋がっていけばいいなと思います。

 

 

 

 

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12/30~1/8までお正月休みを頂きます。来年からもどうぞよろしくお願いいたします。



井上紙鳶