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わごいちの受付カウンター

わごいち受付カウンター

わごいちの受付カウンター。施術の最後に、会員さんと次の予約の約束をする大事なカウンター。

 

今年に入って少しリニューアルしました。

 

7年半前 、木好きの院長先生が買ってきた無垢の一枚板を天板に使って、土台は工務店さんに作ってもらったものです。土台の部分は集成材だったので「味気ないね」とバナナの皮が漉き込まれた和紙を貼りました。そして天板にも土台の和紙にも柿渋を塗ったのです。

 

ちなみにこれ↓が去年の暮れまでのカウンターの姿でした。

 

 

わごいち受付カウンター
7年半使い続けてきたカウンター

 

 

柿渋の色が優しい。・・・・・と感じてもらえたら嬉しいです。

 

ちなみに土台のところに貼ったバナナの和紙は、向かってカウンター右横の壁に貼っている和紙と同じです。手作りの世界に一つだけの受付カウンターです。

 

 それを今回、少し改造することにしました。これはこれで綺麗なんですが、なんとなく民芸調だな~と思っていたものですから。

 

 

さて改装開始です。(ガンバロー!!!!)

 

 

 

 

 

①初めに、鉄焙煎をまぜて黒を引き立たせた柿渋を塗り重ねました。これで一層の重みが出るはずです。

 

②柿渋が乾いたところで、天板に赤ベンガラを混ぜた亜麻仁油を塗りました。木目を引き出し温かみを加えようという作戦です。

 

③そのままでは亜麻仁油がべとついたり、ベンガラの赤が手についてしまうので、乾いた布で何度も何度も磨きこんで木になじませました。結構力がいる作業です。

 

④皆さんが手提げかばんを置かれる荷物台の和紙が少し剥がれていたので、補強も兼ねて柿渋を何度も塗り重ねました。すると本物の木のような風合いと手触りになりました。

 

 

こうしてようやく受付カウンターのリニューアルが終了したのです。

 

 

 

 

では!!

 

その結果をご覧下さい!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新受付カウンター
古木のような木目

 

 

いかがでしょうか。

 

柿渋の茶と、鉄焙煎の黒と、ベンガラの赤、それらが混じり合い木目に擦り込まれた天板です。

 

 

 

 

全体像はこちら。

 

 

わごいち新カウンター
わごいち新カウンター

 

 

もう民芸調とは言わせない(笑)

 

 

 

まさかこの黒茶の下が、和紙で、その下が集成材とは誰も気が付かないのではないでしょうか。

 

一見古木のような風合いを帯びてきました。

 

皆さんと一緒に

今回使用した柿渋、ベンガラ、鉄焙煎、そして亜麻仁油などは天然原料と言われます。

 

これらがいわゆるペンキと違うのは、重ね塗りをするごとに風合いが増していくという事です。ペンキは下地を塗りつぶしてしまいますが、天然原料は下地の木目がつぶされるどころか、一層美しさを引き出します。

 

 

わごいちの内装は、ペンキなどはほとんど使っていません。元からあったビニール製の壁紙なども剥がして、和紙や木の板などの天然原料に貼り変えています。

 

その理由は二つあって、天然原料は呼吸するからです。部屋全体が呼吸するような空間を作りたい。その空間に皆さんをお迎えしたいと思って作っています。

 

もう一つの理由は単純に美しいからです。木目のような素材そのままの色味や凹凸が得も言われぬ美しさで私たちを癒してくれます。

 

でも実はこの二つの理由は一つなのかもしれません。美しいものは気持ちいい。気持ち良いものは美しい。そういう空間を作りたい。その中でそういう人間になっていきたい。

 

そんなわごいちの空間を、皆さんと一緒に愛でていけたら幸いです。

 

 

おなかドック
「おなかの検査」受けに来てください

 

 

 

 

井上紙鳶