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感染と発症の間

感染と発症の違い

先日北陸から会員のCさんが施術を受けに来られました。

 

ご家族には大阪に行くことを相当に反対されたそうで、「どうしても行くなら帰って駅に着いたらホテルでシャワーを浴びて服を着替えてきて」と言われたそうです。

 

それでもこられたCさんのお気持ちは私たちにとってどのようなものであるか、ご想像下さればと思います。

 

 

施術の際にCさんがおっしゃいました。

 

「今回はどうしても施術を受けたくて無理してきましたが、私が感染源になりはしないかと怖い気持ちも確かにあります。」

 

 

 

以前免疫についての連載ブログで感染と発症の違いについて書きましたが、昨日施術にお見えになったCさんが、ご自身が感染源になることをとても怖がってらしたのです。

 

Cさんの心配は間違っているわけでは決してありませんが、少し思い違いがあるのも事実です。他にも同じように思い違いされている人も多いと思いますので、改めて分かりやすくお伝えしたいと思います。

 

感染と発症の間

私たちはどうしても、感染=発症だと考えがちです。でも実は感染しても発症するとは限らないということについて、まず私たちは知っておかなくてはなりません。

 

今、社会的に一番危険視されている「感染しても無症状」という状態は、発症した後の話です。ここが少しややこしいところです。発症って何でしょう。そもそも感染ってどういう状態?……という話です。

 

端的に言うと、ウイルスがのどや鼻や口などの粘膜免疫の防御を破って体内に入ってくれば「感染」が成立です。体内に入ってきたウイルスが自然免疫との戦いに勝って増殖すれば「発症」が成立します。

 

注意すべき点は、「感染と発症の間がある」ということです。

 

 

 

コロナウイルスがほんの少しでも体内に入れば「感染」です。そしてその瞬間から「感染と発症の間」の時間が始まります。

 

この間にウイルスVS自然免疫の戦いが繰り広げられています。ウイルスが勝てば増殖=発症、自然免疫が勝てば抑制=未発症。

 

例え感染しても自然免疫により増殖を抑え込み未発症状態であれば、他人に感染するリスクは非常に小さいのです。

 

一連の流れ

まとめますと、順を追っていけばこうなります。

  

 

①感染 → ②未発症 → ③無症状感染 → ④発症 → ⑤重症化

 

 

今の世の中は①の感染を予防することばかり呼びかけられ、あたかも①の感染=③もしくは④となり他人に感染させるという誤解が広がっています。例えコロナウイルスに触れても、②で押さえ込めれば感染は広がらないのです。

 

 

これの流れはコロナウイルス対策を考えるうえでとても大切なことなので、皆さん頑張って理解してください。

 

自然免疫を備える

緊急事態宣言が出され、これから先の見えない日々がしばらく続くでしょう。分からないままで生活を続けることが一層不安をあおることになりかねません。

 

何が大事か。怯える前に何を備えるか。

 

まずは①の感染予防です。これは当然です。

 

しかしこれだけ多くの人が感染してくると、どこで誰から感染するかは分からず、それを完全に予防することはとても困難になります。

 

ですから①の感染予防に努力しながら、同時に万が一不幸にも感染してしまったとしても②の未発症状態に抑え込みコロナウイルスを自然免疫によって撲滅してしまう努力が大事になるのです。

 

おなかを揉むわごいちでは、ここの部分に置いて皆さんの力になりたいしなれると考えています。

 

引き続き皆さんをコロナ発症から守るために情報を発信していきます。

 

まだまだ誤解が多く、不要に怖れすぎている人たちが沢山います。そんな人たちがいたらこの話をお伝えください。

 

 

 

おなかの状態を検査するコース

おなかドック

 

会員以外で施術が受けられるコース

単発施術コース 

 

 

 

 

井上紙鳶

 

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コメント: 2
  • #1

    わごいちファン (木曜日, 09 4月 2020 20:15)

    ブログ、いつも拝見しています。わごいちさんの考え方にすごく共感致します。
    ですが、最近のブログで少し思う事があります。
    会員さんが、コロナで大阪に行けない。そんな人がおかしい。どんなに遠くても車に乗ってでも来るべきだ。車ではどうしても行けない事情がある人もいます。お腹が大切。免疫が大切。とてもとても良くわかります。本当にそう思います。ですが、家族に反対されても来るべきだ。みたいに聞こえてしまいます。そんなおつもりはないのかもしれませんが、どうしても、どうしても、そんな風に行かない選択をしたお客さん側がわごいちさんに対して申し訳ない気持ちになってしまう。えらそうに、すみません。お客さんたちが、すごく悩まれて結論を出している。辛い辛い。そんな気持ちもほんの少しわかって頂ければ。(きっとわごいちさん達はそんな気持ちもわかっておられると思いますが…。)

  • #2

    井上紙鳶 (木曜日, 09 4月 2020 20:51)

    わごいちファンさん

    真摯なコメントありがとうございます。ちょうど先ほど、当院内の打ち合わせで当面の方針が決定し、最新記事でご案内したところです。

    刻々と変わる状況の中で、また前例のない事態の中で、何が正解なのかを見出していくのは誰にとっても難しい状況になりました。またわごいちの会員様の半数は遠方通院者です。他府県から大阪へ来られる周囲の反対についても多くの方からお話をお聞きしています。
    そんな中で私たちの役割は何か。通院される皆さんの健康を出来るだけ守るにはどうすればいいか。通院が出来ないときにはどのようなフォローができるか。連日話し合いをし、対処を進めています。
    状況によって私たちの対応も変わっていくことと思います。その一つ一つは決して結論ではなく、健康とは何か、生活とは何かを考えていく大事な機会になるようこの困難を乗り切っていきましょう。