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暗峠のユートピアへ

枚岡神社からいざ出発!

休日わごいちでハイキングへ。

 

場所は暗峠、目指すはユートピア…と言っても理想郷ではなく現実に存在する「里山有機農業 遊土ぴあ」へ。

暗峠ハイキングスタート地点

登山開始から早々、ずっと続く傾斜のきつい坂道を上がります。

 

道の途中「暗越奈良街道」。

大阪府と奈良県の境目

歴史を感じる道を上がりきり、景色の向こうには奈良の街が広がる。 

目の前に広がる奈良の街

下り坂を降りていくと・・・



「コーケコッコ〜〜〜〜〜!!!」


迎えてくれたのは、この元気な声の主。目指したゴールは自然の中で育てられているニワトリの卵です。

くらがり峠のたまご看板

この農場は、中村春夫さん・美雄さんご兄弟が営まれています。

 

院長先生が中村さんにお声をお掛けすると、少しお話を聞かせていただけることに!

 

小屋の中では元気なニワトリたちが何十羽と生活していました。

一匹のオスに対して十何羽のメスでコミュニティを作ります。

 

ニワトリの小屋の前でお話を伺いました。

 

餌は米糠や穀物を中心に、私たち人が食べれるものを数種類、オリジナルにブレンドされていました。

更には農場採れたての有機野菜の菜っ葉類も与えられているそう。

 

食べてる餌が良いので、糞も臭いません。

 

 

その間もニワトリは威嚇することもなく「なんだなんだ?」と興味を持って近付いてきたり離れたり、また覗きに来たり…。

食べているのは命ということ

「ちゃんと“生きる”ていいなあ…。」と思いました。

伸び伸びと育つ環境を与えてもらっているのが伝わる気性の穏やかなニワトリたち。


寒いときは寒い、雪の日も台風の日もある、そんな厳しい自然の中の環境で強く元気に育ち、生みたいときに生みたくて生み落とす卵。


その卵を分けてもらう、有り難い機会をいただきました。


そして、同時にこの環境が今の世の中は当たり前ではなくなっているから、「食べる」ことが欲求を満たすものに傾いているように思いました。


しかしここ遊土ぴあには、卵からひよこが生まれ、ニワトリへ育つ、その日々の中で糞は畑に還り、そうして育った菜っ葉を食べて大きくなってまた卵を産む。そうして繋がっていく命がありました。


とても当たり前に、日常として。


つい忘れてしまいそうになります。ハッとしたけれど、また忘れていくのだと思います。


だからこそ覚えていたい、考えていたいと思う社会見学の日となりました。


有り難うございます。




池田参尽

ニワトリ小屋の前で