ローマ帝国の時代、「全ての道はローマへ通ず」と言われたそうです。そこから全ての道は一つの真理につながる、という意味をも持つようになりました。
私はおなかに触れる度にこの言葉を思います。心と身体の道は全ておなかにつながっている、その中心こそおなかだ、そう感じられるのです。
私はもともとおなかの整体師から始めました。
何千人のおなかを何万回も揉み続けてきました。そしてだんだんおなかというものが感じられてきました。
おなかを感じると、おなかから手や足や頭へのつながりが見えてきました。そうすると整体だけでなく、姿勢や呼吸や運動のメカニズムまで、身体が透けるように見えてきました。
さらにおなかを揉んでいくと、脳や心の働きがおなかの影響を受けていることがわかってきました。それはストレスに負けず、自分を前向きな気持ちにする方法の発見に繋がりました。
おなかは消化の場所ですから、おなかを理解すると栄養がより理解できます。おなかは血流の要でもありますから、睡眠も運動とも深い関係があります。
またおなかは浄化の場でもあり、免疫力や治癒力の源泉でもあります。すべておなかが中心の働きです。
このように私たちの心と身体の働きは密接におなかの影響下にあるのです。ですからおなかが弱ると心も身体も弱くなります。いくらストレスを発散しても、いくら身体を鍛えても元気が足りないのは、きっとおなかが弱っているからです。
「命はおなかに宿る」のです。
私は整体師であり、呼吸法、発声法、姿勢法、ウォーキング、整体法、食事法、睡眠法の指導者でもあります。これら全てはおなかから積み上げた独自メソッドです。おなかを揉んでいる人間だからこそ行き着いた境地です。
また健康書、経営書、詩、そして小説と書いていますが、形は違えども全ておなかについて書いています。
骨も筋肉も脳ももちろん大事です。しかし周辺ばかりに力を注いで、中心を活かせないと働きがバラバラになって本当の力を発揮できません。そんな人があまりにも多く、先行きを心配しています。
やはりおなかから始めるべきなのです。命宿るおなか、この本質を知り、おなかを中心に命全体を見ることが大事なのです。そうしてようやく私たちのカラダとココロが動き始めます。変わり始めるのです。
このサイトはそんな三宅弘晃の「おなかワールド」をできるだけ表現しようと試みています。おなかに関心を持たれたら、私の活動に参加しおなかを感じてみて下さい。おなかを感じることは自分の命を感じること。内なる自分に、本当に自分に出会うことです。「命はおなかに宿る」のだから。
三宅弘晃
<2002年>
1月 「丹力治療研究所」(桜井寛院長)の後を引き継ぎ、三宅弘晃が「心斎橋たんりき」を大阪本町に開業
8月 ヒグチビルへ移転
<2007年>
9月 徒弟制を開始 池田弟子入り
10月 「わごいち」へ屋号変更
11月 『「おなか美人」ダイエット』(中経出版)より出版
<2011年>
4月 「三宅式整体塾」開講
<2012年>
6月 井上弟子入り、タケコウビルへ移転
<2013年>
5月 「丹足法」「丹手法」完成
6月 三宅式整体塾を廃し、腹育道場千照館を開講
<2017年>
6月 「一般社団法人丹足普及協会・千照館」設立
<2018年>
5月 「ハラ揉み術」完成
<2021年>
1月 『「おなか白湯もみ」健康法』(ワニ・プラス)より出版
12月 『整体院経営百科』(アートヴィレッジ)より出版
<2022年>
9月 詩集『おなかの詩』自費出版
12月 「おなかの学校」設立
<2023年>
1月 『最強の睡眠力』(青萠堂)より出版
三宅とその周辺の動きを日記的にツイッターで紹介します
ハラ揉みわごいち
<治らぬ苦しみにピリオドを。>
大阪市中央区南久宝寺町4-4-5
タケコウビル6階
<受付>完全予約制(当日受付不可。前日までのご予約をお願いします)
<定休日>毎週水曜日
<施術受付時間>10時~17時