死ぬまでずっと一つの仕事に従事するのは今どき流行らないのでしょうか。定年退職を求めず、年老いても働き続けるのは不幸な人生でしょうか。
転職を重ねてキャリアアップ。不労所得で上手にお金を稼ぐ。早く引退してセカンドライフを楽しむ。人生100年と言われるようになった今、色んな生き方があるのだと思います。 自分が納得できる生き方ができれば本当に幸せなことです。
わごいちの私たちは、整体の仕事を一生の仕事にするつもりでいます。年老いて80歳、90歳になっても、この手足が動く限り死ぬ間際まで整体の仕事をしていくつもりです。もちろんこのわごいちでです。
ここに引退はありません。私たちは整体で一生食べていくつもりですから、悠々自適の老後はない代わりに年金の心配や老後の孤独の心配もありません。 毎日することは整体ですが、同じ整体をすることはありませんからマンネリ化することもありません。
なぜならわごいちの毎日は、ヨットで世界一周旅行をしているようなものだからです。豪華客船で決まったコースを行く旅ではありません。その場その時に馴染むような、一期一会を楽しむ旅です。同時に皆が帰ってくる家作りをする毎日でもあります。
世界各地を転々とする世界旅行と、一つの場所にとどまるための家作りとでは、矛盾することのように思われるかもしれませんが、実際そうなのです。
人のおなかは人の数だけ違う顔を持ちます。温度も硬さも、内臓の位置や形も、一つとして同じおなかはありません。例え同じ人のおなかであっても、絶えず変化し続けています。病院の治療ならばマニュアルが存在しますが、おなかは定まった形というものがないのでマニュアルが全く通用しません。
おなかの中の世界は広く深く、私たちの意欲と熱意を刺激し続けます。わごいちの整体は終わりのないおなかの世界を旅しているようなものなのです。
また、人のおなかは怒りや悲しみ、嬉しさなどの感情の変化に比例して様子を変えていきます。抱える悩みが解消されるほどにおなかも緩んでいくのもまた不思議です。
逆に表面的な接客サービスでは、怒りや悲しみなどの感情はむしろおなかの奥深くに仕舞われていくように思います。わごいちに通うお客様とわごいちで働く私たちが、より心を開きより信頼し合える場を作っていくことが、良い施術に繋がります。
そのためには私たち自身がもっともっと成長しなくてはなりません。ここに来る皆さんを受け止められるよう、私たちはゴールのない挑戦の場にいます。ハラ揉みとはそういう仕事なのです。
わごいちがもっと良くなるよう、わごいちに通う人たちがもっと気持ちよくなるよう、ここで働く私たちがいつまでも上を向いて働けるよう、皆で知恵を出し合って働き方を工夫しています。
私たちの命が尽きるその時まで、おなかを揉み続ける。手足が動かなくなる最後の最後まで向上し続けたい。そんな永久就職がわごいちなら叶うように思うのです。
(永久就職に結婚を想像されたかもしれません。わごいち独身女性陣もそちらの永久就職も考えております。念の為。)
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ハラ揉みわごいち
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