わごいち院長三宅が作るシンプルかつ大胆(不敵?)なわごいちまかない。
「美味しく食べたい、楽しく食べたい、おなかに優しくいたい」そんな“したいしたい”を叶える【わごいちたいたいレシピ】です。
先月に引き続き、今月は葉野菜(特にレタス、しかもいろんな種類!) がモリモリの日々でした。毎週よつ葉さんに配達をお願いしている“地場のこだわり野菜セット”。収穫された分だけ注文者へ均等に配達してくれるセットです。
今月は本当にすごかった!「このお値段でこれだけのお野菜いただいていいんですか?」が毎週(笑)。
院長先生、これまであまりお料理してこなかったレタスの料理名人?になって……ササッと作ってくれたのがこちら↓

酒盗レタス玄米チャーハン!!
写真の色味が悪くて残念です。レタスの火加減最高で、シャキシャキ歯ざわり残しながら火を入れたレタスの美味しさが口中に広がります。
一心に食べます。あんまり美味しくて、しゃべることを忘れて黙々といただきました。

こちら、お客様の高知土産。
酒盗とは鰹の内臓を長期間塩蔵熟成させた塩辛のことで、旨味がすごい。「お酒が盗まれたようになくなっていく」というのが名前の由来(笑)の珍味ですから。
ただ酒盗の独特の発酵感が苦手だというお声もよく聞きますが、もしお土産でもらって手に余っている方がいたら、ぜひチャレンジしてみてほしいレシピです。

酒盗レタス玄米チャーハン
〈材料〉
・酒盗
・レタス
・玉ねぎ
・玄米ご飯(白米でも可)
・コショウ
・塩
・なたね地あぶら(サラダ油でもゴマ油でも可)
〈作り方〉
①玉ねぎをみじん切りし、なたね地あぶらで炒める
②玄米ご飯と酒盗とコショウを①に入れてしっかり炒め、味を見て塩を適宜
③最後にちぎったレタスを入れてサッと火を通す
できあがり!
※レタスはしんなりしすぎず、だけれど火がちゃんと通ったほうが甘みが出て美味しいかと思います
※玉ねぎの甘さが酒盗とレタスをつないでくれます
※食後、「ひじき入れたらい美味しかったやろな~」と院長先生。確かにとても合いそうです。わごいちでは毎年お客様から頂く乾燥芽ひじきを愛用しています

さてさて、こちら。見たまんまのもりもりサラダ。
院長先生はこれまでサラダへの関心が大変薄かったのですが、よつ葉さんのレタス攻め?!に受けて立ったらドレッシングを作るのが楽しくなり、最近はほぼ毎日もりもり大皿サラダが並びます。
私は市販品はもちろん、外食でもドレッシング抜きにしてもらいます。油と味付けの濃さがおなかに堪えるからです。
そんな私が大喜びで「美味しい!美味しい!!」といただくサラダ。そのドレッシングの正体は…………

基本ベースはポン酢と先月ご紹介した能登いしりの合わせ技。(これだけでもすっごい美味しいです。とっても簡単!)
そこへ適当にスパイス(ガラムマサラだったりグローブだったりコショウだったりすりゴマだったり)や、シソの葉の千切りや、千切り大根の塩もみや、ときにぬか漬けのみじん切りが入っていたことも。あ、地あぶらも良いですね。
「ドレッシングって僕向きの料理やわ~」と院長先生。
院長先生の真骨頂は、足して足して足しているのになぜかとっっってもシンプル!という出来上がり。引いて引いて引いてシンプル(当たり前ですね)という私とは、なんていうか………住む世界レベルが違うような?(笑)
「なんでも結局はバランスやな」
はい、おっしゃる通りです。
井上紙鳶
サラダにスパイスが入るときは、ほかの一品は基本塩だけで味付けする院長先生。それもまたバランス、お料理同士が引き立てあって、塩の甘さを今でも痛感して驚くのもまた一興です。
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西川 和子 (金曜日, 30 5月 2025 21:45)
とってもおいしそうです。
ホント、バランスですね。
陰陽調和のとれてるとき、マクロビオティックでは、美味しい!です。
三宅センセイ、お料理も、すごいです。