わごいち院内の様子

"通う楽しみ"が溢れる場に

 騒々しい大阪の街をくぐりぬけ、辿り着いたわごいちは「旅館」のようでもあり「お寺や神社」のようでもあるようです。空間そのものが癒しだと言われます。

 

毎朝1時間かけて掃除をし、院長三宅の詩集『おなかの詩』の音読をし、皆様をお迎えしています。

 

目に見える豪華さ、派手さを追うのではなく、目に見えない「場を大事にする気持ち」を皆様と共に育みながら、ここで施術を行っています。

光と風

わごいちの施術室は33畳に布団3枚と、非常にゆったりとした空間です。

 

近頃は個室の整体院も増えていますが、わごいちは「自然光」と「風通し」を大事にしています。

 

隣のお客さんとの距離を確保しながら、開放的で一体感のある施術空間を作っています。

柿渋和紙の床

ちょっと珍しい和紙の通路。素足であるく院内ですから、床には少しこだわりました。

 

破れないように国産楮(こうぞ)100%の本物の手すき和紙を2枚重ねて貼っています。

和紙表面には柿渋(かきしぶ)を10回以上塗り重ねました。柿渋は抗菌作用が強くて衛生的なのです。

 

すべてスタッフの手作りです。 

炭と和紙

人は目に見ないことも肌で感じることがあります。

 

壁紙はすべて和紙です。天井は炭の粉末を二枚の和紙で挟み込んだ特別なもの。床の畳の下にも炭シートを敷いています。

和紙は、昔ながらのでんぷん糊を使い、お客様と一緒に手作業で貼りました。

 

わごいちの施術は、和紙と炭といぐさに囲まれて受けていただきます。化学物質過敏症の方も大丈夫だそうです。

施術着

施術着としてパジャマに着替えていただきます。

 

パジャマは使用ごとに熱湯で殺菌し、重曹で洗います。タオルとシーツはさらにクエン酸でやわらかい肌触りにします。干して乾いたら一着づつアイロンがけをしています。 

 

整体院の通院目的は「不調を克服すること」ですが、空間が「通う楽しみ、心地よさ」を提供してくれればと願い、隅々に手を入れています。

 


その他の設備

~ちょっと変わったわごいちの設備~


玄関待合

冬は暖かいお茶、夏は常温の水だし茶を置いています。

 

これらは水俣の桜野園というところで作られる、完全無農薬、無化学肥料の安心でとても美味しいお茶です。施術後の楽しみにされている方も多いです。

わごいちの台所

ひそかな名物、わごいちの台所。

 

「普段わごいちの先生はどんなものを食べているの?」という皆さんの質問から生まれた院内無人販売コーナー。

 

どの商品も私たち自身が日々頂いている選りすぐり。毎日食べるものだから、美味しくて安全で、良心価格がポイントですね。

 

原則的に仕入れ値そのまま、非営利で販売しています。わごいちのお客さんだけの特権ですね。

 

わごいちの本棚

玄関待合にある「わごいちの本棚」。院長三宅の著書の他に、愛読書などをご紹介、販売しています。こちらも仕入れ値そのままの非営利です。

 

「わごいちワールド」を作ってきた院長三宅の世界観が垣間見れることでしょう。

 

 

こんな感じで、少し風変わりな整体院ですが、とにかく私たちスタッフ自身が「いつまでもここで過ごしたい」と思える場づくりを進めています。皆さんにも気に入ってもらえると幸いです。