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鯛尽くしの一週間(令和8年4月)

院長先生ご贔屓の魚屋さんで、立派な天然真鯛が一匹千円で売られていたそうで、

 

「三枚に捌いてもらった!ワタ以外のアラも全部もらってきた」

 

とニコニコの先生。

 

毎朝、お母さんのお料理の音で一日が始まる我が家・・・ではなく、わごいちは朝から院長先生のお料理を仕込む音が静かな施術部屋に響く整体院です(笑)

 

 

鯛一匹、ほぼ余すことなく頂戴しました。もちろん院長先生が、お魚愛をもってお料理してくださった恩恵です。

 

 

【鯛の昆布締め】

<材料>

・鯛を3枚におろした切り身

・鯛の切り身の大きさに切った昆布

・塩

・酢

・すだち(お好みで)

 

<作り方>

①鯛の切り身に塩を振って寝かす

②昆布を酢とすだちで戻しておく

③①の水分を軽くふき、その上に②を置いてしっかりサランラップで巻いて冷蔵庫に寝かす

④数時間から3日ほど(好みで)寝かせた③を薄く切ってできあがり!

 

本当に好きです、白身魚の昆布締め。大好き!(笑)

仕込んだその日は腹身の方を、翌日しっかり締まった背身の方をいただきました。

 

酢はわごいちイチ押しの冨士酢で、腹身の方だけ昆布を戻す時にすだちを入れられたそうです。

 

芸が細かい院長先生。

 

 

【鯛のお頭マース煮】 

<材料>

・鯛のあら

・しょうが

・塩

・酒

・水

 

<作り方>

①鯛のあらに熱湯をかけ臭みを抜く

②水、酒、生姜、塩を鍋に入れ、①と一緒に15分ほど煮る

 

できあがり!

※背骨の方のあらは翌日に頂きました

 

 

今回は鯛のお出汁を取るために、水分量は多めに。このお出汁がまた次の一品になるのです。

 

骨際から身をほぐし、口に入れてお酒をちびり。この繰り返しが始まります。蟹同様、非常に静かな食卓となります(笑)

 

去年の夏バテ後から、大好きな鯛の油分も胃に堪えていたのですが、最近随分復活の兆しが。大変、大変おいしく頂戴いたしました。

 

それもこれも、新鮮な真鯛とお料理の仕方に配慮をくださってる院長先生のお陰様です。鯛に魚屋さんに院長先生に有り難うございますの気持ちを込めて・・・・・・お酒が進んで仕方ありません!

 

 

そしてこちら、鯛だしおでんです。

 

でもこれは上のマース煮の出汁ではなく、それ以前に鯛のあらを煮つけた残り出汁で作ってくださったもの。

 

「煮汁こそ宝やで。炊き込みご飯にしてもいいし、芋やゴボウを煮ても良いし。あらと一緒に皿に盛らないで、始めから別にして置いておくのが大事!」

 

と煮汁愛を語る院長先生。

 

【鯛だしおでん】

<材料>

・焼き豆腐

・新じゃが

・人参

・えりんぎ

・えのき

・たまご

・鯛あら煮つけ出汁

・山椒

・七味

 

ことことことこと、煮つけて火を止めて味を含ませてまた煮つけて。

 

何倍にも薄まって鯛の脂感はほぼないのですが、さすが真鯛、海の王様です。コクはやっぱりすごいですね。

 

「焼き豆腐って美味しいもんだね」

院長先生が焼き豆腐に目覚められた瞬間でもありました(笑)

 

 

連日焼き豆腐おでん(笑)

 

上にとろろ昆布を乗せて七味をふって、一口食べて「美味しいですねぇ」…とここで院長先生、おもむろに立ち上がってお台所へ。さらに鯛のマース煮出汁をすこーし上からかける。

 

「不思議!マース煮出汁をかけた方がとろろ昆布が活きる!!」

 

にやりと笑う院長先生。「せやろ?」

 

さらに3日目からはアニス(八角)オイルも加わりちょっと中華風に。

 

院長先生のひらめきとバランス感覚の賜物です。お食事中にも同じお料理がころころ顔を変えていきます。

 

 

↑締め。

 

【鯛だしラーメン】

<材料>

・ホウレンソウ

・おかわかめ

・玉ねぎ

・鯛のマース煮出汁

・八角おでん出汁

・ラーメン(乾麺)

・ブラックペッパー

・塩

・地あぶら

・だし醤油

 

<作り方>

①串切りにした玉ねぎを少量の地あぶらと塩で炒め、火が入ったらホウレンソウとおかわかめを順に入れさっと火を通す

② 同時進行でラーメンをゆがく

③八角おでん出汁、水、だし醤油を入れたスープを熱々に温めておく

④鯛のマース煮出汁も熱々に温めておく

⑤器に③のスープを入れ、その中に②の湯がいたラーメンをくぐらせ、①の炒め野菜を入れる

⑥最後にお好みの量の④鯛のマース煮出汁をかける

 

できあがり!

 

なぜ、わざわざ③と④のスープを別々に温めるのか。

 

院長先生と私の最適な油量が違うからです。

 

院長先生は③もしっかり、④はもっとしっかり入れて、鯛の油分をちゃんとまとった(それでも一般に比べなんと優しいものか)コクあるラーメン。

 

私は③も控えめに、④はもっと控えめに、だけれどどちらの良さもちゃんと感じさせてもらえる、お味もおなかにも優しいラーメン。(後からお湯を足します)

 

 

真鯛一匹、本当に余すことなくいただくことができました。余すことなく一生懸命、血肉にしてください私の身体(笑)

 

美味しいの後の、身体のお仕事。鯛づくしの一週間。一匹の鯛でこんなに楽しめるなんて。

 

おなかへの想い遣りを、美味しいへの想い遣りを、今日の元気明日の元気への想い遣りを、ありがとうございました。

 

今月もご馳走様でした。

 

 

井上紙鳶

 

 

わごいちのまかないから生まれた『たいたいレシピ』

 

おなかの学校 で生の声(院長先生談)を気まぐれで紹介していますので、是非ご覧になってください。