わごいち院長三宅が作るシンプルかつ大胆(不敵?)わごいちのまかない、料理って食事って健康って何かしら?【わごいちたいたいレシピ】がそんなお悩みにメスを入れます!
【わごいちたいたいレシピ】とは?
「美味しく食べたい楽しく食べたいおなかに優しくいたい」、これがわごいちたいたいレシピ基本のたいたい3つ。他にも色々あるけれど、基本のキは大事にいただきたいと思えること。
では発表です。今月のまかないグランプリはこちら!

食卓に出されて封を開けて、「…………なんだ?………」と思いました(笑)。
こちら、『白ねぎと大根とささ身の蒸し焼き』、またの名を『白ねぎの「ヌル」を存分に味わい尽くす一品』。主役はあくまで白ねぎです。
白ねぎのヌルヌルの甘~いところ、他にはない白ねぎの一番魅力的なところ、それを「ヌル」と言うのだそうです。旅行に行った神鍋高原の道の駅で、農家さんが教えてくれました。
「ヌルが多ければ多いほどいいネギなんですよ、これからですよ〜美味しいですよ〜」とそれはまぁ、良い笑顔でお話くださったのです。
ヌル?そのままやん!(笑)
確かにヌルが白ねぎの醍醐味。し・か・も!免疫系を活性化させる強~い味方!!ならばと院長先生が考えたのは……………
とにかく長く切って調理する(笑)。ヌルをできるだけ白ねぎ内に維持する!!!
長いと食べるときアッツアツです。噛み切れないから大変です。そこで、食べる時にハサミで切る。
「焼肉屋みたいやな〜」と院長先生。切るのは白ねぎですけれど。
白ねぎ愛あふれる美味しい楽しいおなかに優しい一品でした。皆さんもこの冬のうちに、是非作ってみてくださいね!

〈材料〉
・白ねぎ
・大根
・鶏のささ身
・塩糀
・酒
〈作り方〉
①アルミホイルの上に薄切りにした大根を敷く
②鶏のささ身を①の上に入れる
③長めに切った白ねぎを②の上に入れる
④塩糀と酒を振る
⑤アルミホイルを閉じて蒸し焼きおよそ10分
できあがり!
※写真のお出汁が茶色いのはお焦げです。一番下の大根がちょっと垂れたヌルと鳥のエキスを吸って焦げとあわさり、これがまた絶品です。(ヌルは一滴も無駄にしないby院長先生)
※材料は良いものを!
(参考)
白ねぎ大根→よつ葉さんの少農薬野菜
鶏のささ身→美作の親鶏のささ身
塩糀→小池糀店さんの糀とカンホアの塩で手作り
酒→弥栄鶴純米酒

味付けは塩麴と酒のみ。
おなかを揉むから分かってしまうこと。油は胃炎をつくり砂糖は肝臓を腫らす、これが確かな現実。
素材をどうやって活かすか、恵みを漏らさずいただけるか。あくなき挑戦は続きます(笑)
美味しかった!ごちそうさまでした。
井上紙鳶