私たちについて

なぜおなかを大事にしているのか

私たちはどんな症状でもまずおなかを触ります。なぜおなかを触るのかというと、慢性疾患の原因のほとんどはおなかにあると考えているからです。

 

例えば慢性的な腰痛で悩んでいる方が来院されたとします。これまでどこに行っても、どんな治療をしても痛みがぶり返すという悩みです。時に立てないくらいの痛みが出て、とても困っていらっしゃいます。

 

わごいちではまずおなかを触り、どこに腰痛の原因となる傷みがあるのか検査します。おなかの深部にある大腰筋という筋肉に傷みはないか、大腸に傷みはないか、腎臓に傷みはないか。大抵はこの3つの炎症が慢性腰痛の真の原因になっています。

 

見つけた真の原因を改善すれば、痛みの再発を防ぐことができます。

 

ただ慢性腰痛と急性腰痛では、基本の対処法が変わります。急性腰痛の多くの場合は、広背筋や腰方形筋のような腰周りの筋肉に損傷が見られ、その炎症を解消していきます。

 

 

もう一つ、肩こりを例に挙げてみましょう。

 

慢性的な肩こりの場合も、私たちはまずはおなかを触ります。全く関係がないように思えますが、胃や肝臓の不調が慢性的な肩こりを引き起こしていることが多くあるからです。

      

身体は繋がっていますから、内臓の傷みが局所に痛みとなって現れるのです。

 

パソコン仕事をして肩がこったというような突発的な肩こりの場合は、急性腰痛と同じく対処法は変わります。多くの場合、僧帽筋などの肩周りの筋肉の緊張を緩めて痛みを解消させます。

 

 

このように真の原因がおなかにあることは、おなかを揉んでいるからこそ見つけられます。わごいちの過去20年の症例を分析すると、全症例の8割以上の原因が内臓の慢性炎症にあることが判明しています。

 

おなかが悪いってどういうこと?

おなかが悪い状態には3つの要素があります。1つ目は「下垂」、2つ目は「癒着(ゆちゃく)」、そして「炎症」です。

 

この3つについて説明していきます。

     

1.下垂

1つ目の「下垂」とは、内臓が下がっている状態のことです。

 

一般的なものでは胃下垂がよく知られているでしょうか。垂れ下がった胃は消化力を低下させてしまいます。

 

下がった胃がその下にある腸を押しつぶしてしまうと、腸下垂も引き起こします。腸管というのは弾力がありますが、ある程度の長さ以上に伸びてしまうと著しくその働きが弱まります。

  

下垂した腸に卵巣や子宮や膀胱が圧迫を受け、生理痛や子宮脱、膀胱炎など様々な病気を引き起こす原因を作ります。

 

このような内臓の下垂によって、おなかの下腹部がぽっこり出てしまっている人は多くいらっしゃいます。

 

2.癒着(ゆちゃく)

2つ目の「癒着」とは、内臓同士がくっついている状態のことです。

 

胃と腸、胃と腎臓、腸と腎臓、腸同士、子宮と膀胱など、様々な内臓の癒着が痛みや病気を引き起こす原因を作ります。

 

例えば腸の癒着と一言で言っても、腸と胃が癒着していたり、あるいは腸と腎臓が癒着していたり、または腸同士が癒着していることもあります。それどころかそれら全部に癒着が見られたりと、癒着の状態も様々です。

 

腸のどこかに癒着が多くあればあるほど蠕動(ぜんどう)運動が弱まり、便秘や下痢の原因となります。

 

他にも筋肉や血管が内臓と癒着することもあります。癒着が多いほど硬い手触りのおなかになります。

      

3.炎症

3つ目の「炎症」とは、痛みや赤み、腫れ、火照りなど、傷ついた細胞を修復するための自己防衛反応で起こる症状です。

     

例えば胃に痛みを感じていない人でも、ほとんどの人に胃炎は見受けられます。食べ物の刺激で炎症ができたり、胃が下垂して引き伸ばされたストレスで炎症になったり、腸と癒着した部分が炎症に進行したりするのです。

 

また数値には現れなくても、肝臓や腎臓は炎症の起こりやすい臓器です。肝臓に炎症があると慢性的な肩こりや疲労を感じたり、腎臓に炎症があると頻尿や慢性腰痛を引き起こしたりします。

 

病気と診断されなくても、私たちの内臓は常日頃から炎症が起こる状態にあるのです。

     

これら3つの要素が絡み合って、多くの人のおなかは悪くなっています。

 

下垂して癒着が起こる。癒着して炎症ができる。炎症が下垂を悪化させる。こうした悪循環が内臓の慢性炎症となり、便秘や生理痛や潰瘍性大腸炎、クローン病やリーキーガット症候群や慢性疲労、挙句は癌など、様々な病気を作っていくのです。

 

おなかが良くなっていくとどうなるの?

「下垂」が改善されていけば、目に見えて下腹がスッキリします。「癒着」が解消すればおなかは柔らかくなります。「炎症」の解消と共に痛みがなくなって、おなかは軽くなっていきます。


内臓は血液の再生工場のようなものです。各臓器が本来あるべき位置や形に戻ることで内臓の働きが向上し、おなかに新鮮な血液が勢いよく流れるようになります。

 

そうして修復の早い、不調になりにくいおなかを作っていくのです。

 

わごいちではこれら「下垂」「癒着」「炎症」という3つの原因に侵されたおなかを中心に全身をほぐしていきます。そうすることで内臓特有の不調だけでなく、冒頭に書いたような腰痛や肩こり、頭痛、関節痛、末端の冷えなどの症状も改善していきます。

 

その改善は対症療法ではなく、原因から解消していく根本治癒になります。わごいちがおなかを大事にしているのはこうした理由によるためです。

 

わごいちの3つの施術メニュー

わごいちではおなかから根本的に体質を変えていくために、定期通院をお勧めしています。より通いやすく充実した定期通院を実現するために、会員制度も用意しています。

 

定期通院をご希望の方は会員コースを、「まずは様子を見てみたい」「一度受けてみたい」という方は単発で受けていただける『おなかもみほぐしコース』をお申し込みください。

技術紹介

わごいちの施術は、器具や道具類は使用せず、施術者の手と足により行われます。

 

常に技の可能性を開拓していきたい。院長三宅の20年の一貫した想いが、いつしかわごいちの3大技術となりました。

 

ハラ揉み術

2002年の開業以来、わごいちが一貫して磨いてきた技術です。世に出るやいなやゴッドハンドと称されるものの安易なコピーは危険な為、今は門外不出にしています。ここわごいちの臨床現場の中で進化を刻み続け、様々な難病をその手の中で解消しています。

 

丹足法

わごいちの施術現場から生まれた踏み解し術です。施術者のハラから生まれる運動エネルギーを足裏に伝え、相手の身体を優しくそして芯まで解しきります。初めて踏まれる人は、本当に足で踏まれているのかと驚かれるほど、的確な踏まれ心地です。

 

丹手法

丹手法とは、ハラ揉み術を除くすべての手技術の総称です。頭部から足底までくまなく全身に触れ、隠れた異常を察知します。身体本来の状態に戻すために、適宜応変に働きかけ、特に肩、首、膝などの関節部の施術は他の追随を許さない効果を生みます。