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夏バテ後のタンパク質料理(令和7年9月)

わごいち院長三宅が作るシンプルかつ大胆(不敵?)なわごいちまかない。

 

「美味しく食べたい、楽しく食べたい、おなかに優しくいたい」そんな“したいしたい”を叶える【わごいちたいたいレシピ】です。

 

 

今年の夏は本当に暑くて堪えました。生れて初めての夏バテを体験した紙鳶です。

 

元々は大好きだったフルーツ、わごいちにきてから変わらず好きではあるものの、お客様からの頂き物以外ほとんど口にすることがなくなっていましたが ・・・・・・

 

 

晩夏、初秋のフルーツに救われた夏バテ絶頂期。

 

頭ではなく身体が求めるってこういうこと・・・が身に沁みて美味しいを感じました。

 

 

そしてやはり玄米。とお味噌汁。

 

過剰になりすぎるのも身体に堪える美味しいお食事。院長先生、玄米を炊くにも随分工夫を凝らしてくれました。

 

 

黒米、もち麦、コーンを入れて炊いた玄米↑

 

炊きあがった玄米に戻した乾燥ヒジキをたっぷり入れて蒸らして。ヒジキの戻し汁は玄米を炊く時に一緒に。↓

 

 

そうして・・・タンパク質?!(笑)な、施術と施術の束の間に(しっかり噛んで)かきこむ即席お豆腐ご飯。

 

今回は冷凍ご飯の上に薄く切った木綿豆腐をおいて、一緒に蒸らしたあったかどんぶり。かつおと美味しいお醤油をたらりかけて。↓

 

 

わごいちの食養生では、「タンパク質」という言葉を重要視はしていません。

 

玄米にお味噌汁、旬のお野菜の煮炊きもの、煮魚焼き魚にお漬物。そういった旅館の朝ごはんのようなお食事がベスト、それで充分。

 

ではなぜわざわざタンパク質料理を取り上げたのかと言えば、・・・・・私の身体が極端に栄養の備蓄が不得意だからです。

 

夏バテのひどい時は、すぐに低血糖症っぽい状態に陥ってしまいます。だけれどこまめな食事の摂取は胃に負担がかかり過ぎて、栄養を取っているのに消化力を低下させて・・・結果、吸収力をも低下させる悪循環。

 

こちらはかぼちゃとキノコを炊き込んだリゾット。後入れのほぼ生のピーマンの苦みが甘さを引き立ててとっても美味しかったです。
こちらはかぼちゃとキノコを炊き込んだリゾット。後入れのほぼ生のピーマンの苦みが甘さを引き立ててとっても美味しかったです。

 

なだらかに身体の本来持つ能力がもどっていくように、院長先生が作ってくれたのは・・・・・・

 

なんと!

 

 

おからのポテトサラダ

 

<材料>

・おから

・ジャガイモ

・塩糀

・ブラックペッパー

・醤油

 

<作り方>

①ジャガイモを蒸してつぶす

②①におからを好きなだけ入れる(ジャガイモと同量くらいでした)

③塩糀がメインで、ブラックペッパー、醤油で味を調えて出来上がり!

※院長先生は、練りからしとウコンも入れてました。風味が大変素晴らしかったです。

 

ちなみになぜ練りからしとウコンが入ったかと言うと・・・

 

 

↑辛子レンコンを作ってくださったからです(笑)

 

こちらの辛子レンコン、レンコンの穴に詰めた中身は、練りからし、味噌、塩、酒、そしておからを混ぜ合わせたものだったそう。

 

ジャガイモと辛子でほんのり黄色づいていたのが、ウコンで綺麗な綺麗な黄色のポテサラに。

 

油も動物性も皆無ですが(笑)、食べ応え満点でとっても美味しかったです。

 

 

大事なのは“バランスよく栄養素を摂る”ことではなく、“身体の状態をしっかり見極めてちゃんと美味しくいただくこと”。

 

たいたいレシピです!

 

 

井上紙鳶

 

これは確かにとっても難しいことで、だからこそわごいちを頼りにしてもらいたいと思います。