おへそをキレイに
今日はおへその話です。
私は毎日いろいろな人のおなかを揉んでいるわけですが、意外におへそをちゃんと洗っていない人も多いなと思います。
おへそって洗うべきなのでしょうか。洗うべきではないものでしょうか。
実際におへそを強く刺激すると腹痛が起こることがあります。おなかの他の部位なら大丈夫な強さの刺激でも、おへそには強すぎることがあります。
それはなぜでしょうか。
答えは、おへそはほぼ直接的に内臓に刺激が伝わる場所だからです。
おへそ以外のおなかの部分は、内臓と皮膚組織の間に皮下脂肪や腹筋がありますが、おへそにはそれらがほとんどありません。
ですから刺激が(ほぼ)直撃するのです。
ほぼ直接的に内臓に刺激が伝わるおへそ
『「おなか白湯もみ」健康法』で、「おへそはもまないように」(P55~P58)と言うのはそういう理由からです。おへそにあまり刺激を与えると内臓がびっくりして、時に傷んでしまう可能性があるからです。
くれぐれもおへそをもんではいけません。
多分こういうことを知っている人ほど、おへそを洗うことをためらうのではないかと思います。
わごいちに通う人たちはおなかのことに関心がありますから、逆におへそに触れないようにする人が多いのかも、、、と思います。
しかしですね、おへそを洗うことはとても大事です。
なぜならおへそも皮膚呼吸をしているし、皮膚は新陳代謝をして古い皮がはがれてたまっていくからです。
そう、「へそのゴマ」のことです。

「へそのゴマ」とは、はがれたへその古い皮膚組織と汗と外部のごみ(繊維くずや微細なほこりなど)が混じり合ったものです。
ゴマがたまっていると、おへその皮膚は呼吸ができないし、新陳代謝の妨げにもなります。
あとこれは私のハラ揉み経験ですが、へそのゴマが詰まっている人に腰痛がよく見られる傾向があります。
へそのゴマを貯めていいことは何もないのです。ですからおへそは毎日洗いましょう。
三宅弘晃流おへそ洗い
今日は皆さんに、三宅弘晃流のおへそ洗いについてレクチャーします。
本邦初公開です。
本当なら入浴シーンを撮影するのが早いのですが、お食事がまずくなってもいけないので、文章でお許しください。
使うものはふたつ。
泡ソープと薬指だけです。
こういう手順で行います。
<「三宅弘晃流おへそ洗い」の手順>
①シャワー等でおへその中を濡らしておく
②薬指の第一関節のハラにハンドソープもしくは固形石鹸の泡を載せ、泡を押し込むようにへその中にいれる
③指が無理なくはいる範囲で、おへその中でくちゅくちゅと泡立てるように指を出し入れする
④シャワーで流しながら指を出し入れして泡を流し取る
(③、④をもう一度繰り返す)
以上です。とても簡単でしょう。
★ポイント★
・指のはらを使い指先を使わないこと。特に爪が当たらないようにすること
・指で洗うというよりは泡で洗うというイメージ
・2度洗いする。油脂が良く落ちます
皮膚の部位によっては、洗いすぎは肌に良くないこともありますが、へその奥は足の指の間のように湿気やすいところなので、2度洗いでも大丈夫です。
おへそをキレイに洗うと、歯の隙間の汚れが取れた時のようなスッキリ感を味わえます。
もちろん健康にも良いです。
傷つけないように、あなたのおへそ大事に洗ってあげてください。
三宅弘晃
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