10年ぶりに復活!伝説のおなかウォーキング教室
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本物のウォーキングを習いたい!
世の中にウォーキング教室は数あれど、おなかから歩くウォーキングを習うことができるのは他にはないと思います。見た目の美しさや足の運びも気になりますが、ウォーキングで最も大事なことは身体の中心から歩くこと、つまりおなかから歩くことなのです。おなかから正しく歩けば、姿勢も足の運びも見た目の美しさもすべて整ってくるからです。
10年ぶりに開催された<おなかウォーキング教室>。
当日の会場はおなかの学校専用スタジオ、Officeスカイでした。定員8名の募集が15分で満員御礼となり、急きょ定員を増やして総勢14名の参加者が集まりました。
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第1部「下半身レッスン」
おなかウォーキング教室は3部構成。第1部は下半身のレッスン。
「床に線を引いて真っすぐに歩く」や「かかとから足をつく練習」などは行いません。足の付き方という末端から作るのではなく、狙うのは足の付け根の内モモ。私たち現代人が特に使えなくなっている重要なインナーマッスルの使い方をとことん練習しました。
付け根の内モモが正しく使えれば、膝もふくらはぎも足底も正しく働きます。O脚もその場でみるみる改善していきます。
末端から整えるのではなく中心から整える。そうすれば自ずと末端が整う。これは三宅の、わごいちの基本的なおなか整体哲学です。
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第2部「上半身レッスン」
ウォーキングでなぜ上半身?と不思議に思う人も多いでしょう。上半身の姿勢も大事だよねと理解できる人もいるでしょう。しかしそれだけではありません。本当のウォーキングには上半身の姿勢も大事ですが、呼吸もまた大事なファクターなのです。
それは現代人の多くが内臓下垂しているからです。内臓が下がったままではどれだけ頑張っても正しい姿勢を取ることができません。正しい姿勢を取れなければ足の運びが乱れてしまうのです。
正しくウォーキングする為には内臓をあげることが絶対に必要。その為に上半身の姿勢と呼吸を活用することが必要になるのです。わごいちで積み重ねられた呼吸、姿勢、内臓調整、それらのノウハウがこの<おなかウォーキング>に凝縮されています。
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第3部「おなかレッスン」
いよいよ<おなかウォーキング>の最深部へと足を踏み入れていきます。
とは言え生徒の皆さんは、すでに頭も身体も新しい知識と感覚でいっぱいいっぱい。見ていてちょっと限界かなとも思いました。
そこで急きょ遊びながら学ぶ「丹田酔拳」というメソッドに予定変更したところ、これが「新しい感覚を感じた」「脱力と丹田の感覚が少しわかった気がする」と期待以上の結果を得ることになりました。
「おなかを使うことが大事」だという人がいます。「下腹に力を入れるのが大事」という人もいます。しかしそれはどちらも少し違います。おなかに力を入れるのは身体を硬くしてかえってパフォーマンスを低下させます。また厳密に言えばおなかは使うものではありません。働かせるものなのです。
そのような正しいおなかの働かせ方を練習しました。
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おなかを感じられるようになったところで、既に練習した下半身と上半身のメソッドをおなかに紐付けしていきます。
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仕上げ「おなかウォーキング」
ウォーキングは屋内でするものではありません。いくらスタジオで正しく美しく歩けても、肝心の外歩きに活かせないようでは片手落ちというものですね。
お昼ご飯を食べ、午前中の集中の反動と満腹感で重くなった身体。まずは近くの新町公園までお散歩。だんだんとエンジンをかけ直していきました。
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公園に付いたら午前中の復習。つまり上半身、下半身、おなか、それぞれのメソッドを再確認し、それらを統合していくレッスンを繰り返しました。
不思議な練習をする私たちを見て周りの人たちはどう思ったか知りませんが、最終的に明日から正しく美しく歩けたら良いのです。
「靴を履いてでこぼこの砂地を歩くのは難しかった」という声も出ていましたが、その為に外に出たので良かったです。ちなみに上級編は坂道やかかとのある靴の歩き方などもありますが、今回はとても無理でしたのでまたいつの日か。
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公園からビルまで帰ってきて、7階のOfficeスカイまで階段を上がりました。もちろん<おなかウォーキング>でです。
余談ながら腰痛持ちの70歳の女性には何度も「無理せずエレベーターを使っていい。練習も途中で抜けて休んでいい」と言いましたが、全部のメニューをやり遂げました。しかもおなかウォークをちゃんとすると腰の痛みが消えると実感されました。(末尾のアンケート参照)
こういうガッツがある人がいると、若い人たちも気を抜けなくなりますね。
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スタジオに帰り、本日の成果を互いに見合いながら締めの<おなかウォーキング>。そして受講証の授与式。
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総勢14名の生徒さんたちと記念撮影。
10年ぶりの今回の教室。つまり私の10年分の研究と熱意を惜しみなく注ぎ込んだ渾身の教室でした。
「今回だけは絶対に受けた方が良いよ」と持ちうる全ての情報発信ツールを駆使して募集案内をしてきました。「仕事を休んできても価値ある教室になるよ」とも言ってきました。そして実際に終わってみて、皆さんがそのように感じたようです。
今回の<おなかウォーキング>は、「おなか」というつかみどころのない働きを、どう伝え、体感させるかという大きなテーマを抱えての開催となりました。
10年前のウォーキングレッスンでも「目からうろこ」と大好評でその後伝説とまで言われるほどでしたが、それでも「おなかの体感」というテーマにはまだまだ大きな改良の余地がありました。
あれから10年。三宅のおなかの研究が着実に進められ、ようやくおなかを体感できるメソッドとして形になってきたところでの今回の<おなかウォーキング教室>。わずか1日、数時間の練習で「おなかを感じ、働かせて歩く」という感覚を個人差はあれども皆さんが感じ取ることができたのは大きな収穫でした。
今回の収穫をさらに分析し、今後に活かしていきたいと思います。参加された皆さんお疲れさまでした。そして私たちの活動を応援、紹介してくださった皆さんに、特に御礼申し上げます。
三宅弘晃
以下、参加者さんたちのアンケート
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